オズ王室画家(Royal Artist or Painter)
初代王室画家 デンスロー(William.Wallace.Denslow) 1856.5.5生- 1915.5.27日没 ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。シカゴに移り住みボームと出会う。 ファザーグース(ボーム著)の挿絵を担当の後「オズの魔法使い」「メリーランドのドットとトット」をてがけたが、 無断でオズの登場人物を使用したイラストを掲載するなどをしてボームとの関係がこじれた。 性格はボームとは対照的でいつも陽気で一人でいることは少なかったという。イラストレターとして有名になったが 三度の離婚を経験し肺炎で亡くなった。
二代目画家
ジョン・R・ニール(John R. Neill)
1877.11.12生- 1943.9.13日没
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
オズシリーズ第2巻から第36巻のイラストレター。
ハイスクール新聞にイラストを載せたのが最初の仕事であった。
その後美術を学び新聞のイラストレターとして仕事をはじめる。
オズの第二巻からオズシリーズにたづさわる。
ニールの描いたドロシーは
髪型もスカート丈も短く活発な少女で当時のおしゃれな少女として描かれます。
トンプソンがオズ執筆を辞退したあとは第34巻から36巻の話も手掛けました。
現代的な感性をもつニールは、テクノロジーを使ったものが話に出てくるのが特徴です。
また文中では言葉遊びをたくさん載せてでたらめを楽しんでいます。
三人の娘をもつよき父親でした。
(OZ wiki)
三代目王室画家 (Frank Kramer) 1905- 1993没 ニューヨーク生まれ、ブルックリンに暮らす。 ブルックリン・ドジャース(野球)のファン 。 会計士をしていたがジャック・スノウのオズ本の挿絵を描いたことからイラストレターに転身。 ファンタジー以外にもさまざまなジャンルをてがけ、とくに野球少年のための本を手掛けた。
四代目王室画家 Richard H. "Dirk" Gringhuis 1918.9.22-1974.3 ミシガン州生まれ。シカゴのAmerican Academy of Art で学ぶ。 フェイマスストリー39巻のイラストレター。テレビ制作に携わったこともある。
五代目王室画家 Dick Martin (1927- 1990) ファイマスストリー第40巻のイラストレター。 フェイマスストリー以外にも「オズのヤンキー(トンプソン著)」等のイラストを手掛ける。 オズの文献を整理するInternational Wizard of Oz Clubに貢献した。 the Art Institute of Chicago と the Chicago Academy of Fine Artsで教えていた。 オズ以外にも子供や少年の本のイラストを描いた。