オズの出版社

『オズの魔法使い』を最初に出版したGeorge M. Hill Companyの倒産を機に この会社のマネージャー とセールスマンだったFrank Kennicott ReillyとSumner Charles Brittonが 会社を設立します。 そして新たに事業展開していくため売れっ子の作家を必要としていた彼らはボームに声をかけます。 ボームは当初 Bowen-Merrill Companyからも作品を出版していたのですが、 ロイヤリティの取り分に不満をいだていたため新たな仕事はReilly and Britton Companyと組むことに決めます。 同社はボームを大切にしボームが財政難のときは年額のロイヤリティー以外にも月々の報酬を支払うなどして支えました。 (しかし1911年ボームは破産をします。)公私ともに三人は親しい間柄でした。
同社のベストセラーはボームの作品でしたが、それ以外にも古典童話、ボーイスカウト関係、野球などいろいろな本を出版しました。 1919年Brittonは長年の従業員William F. Leeに会社を売却(以後Railly & Lee Companyと社名変更)。 1932年Frank Reillyが亡くなるまではよかったのですが、だんだんオズへの関心もうすれはじめます。 1959年Henry Regnery Company に買収され幕を閉じます。

Happy end をあなたに

このページのトップへ